二本松御城郭全図と現代図

寛永20年(1643)10万700石二本松藩の誕生に伴い初代藩主として入府した名君丹羽光重公。
先祖以来継承してきた築城・町割技法を発揮し、10年余りの歳月をかけ、城内・城下(郭内)・城下町の大整備事業に着手。その整備形成は現市街地の原型で大きな差はなく、"ちょっとぶらり"で江戸時代へタイムスリップ。

二本松御城郭全図(旧二本松藩主・丹羽家所蔵)

城内を中心として、御殿・蔵・馬場・小屋などの各施設をはじめ、寺院・神社の位置、及び主要道路・町名などがほぼ詳細に描かれている。 江戸時代後期から幕末期頃の絵図であるが、丹羽光重公入府直後に大整備した当時とあまり変わっていない。現在の市街地と比べても基本的には大差はなく、350年ほど前の“まちづくり”が今でも脈々と生き続いている。

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「二本松現代図」

この地図は、360年前に町割りされた二本松御城郭全図に現在の道路を合わせて作成した。記載の町名は現在のもの。

現代図 7 9 1 3 8 4 5 2 6

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1 若宮・松岡・本町
本宮・松岡・本町
  2 根崎通り
根崎通り
         
3
二本松駅前通り
二本松駅前通り
  4
亀谷切通し
亀谷切通し
         
5
竹田坂
竹田坂
  6 箕輪門
箕輪門
         
7 二本松神社
二本松神社
  8 本町通り
本町通り
         
9 成田地区
成田地区
     
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